こんな悩みを抱えていませんか?
CIAホルダーの私はあなたの気持ちがよく分かります。
報告先の日本内部監査協会の有料講座のみでCPE単位を取得しようとすると、15万円以上の費用が発生します。
日本内部監査協会の講座でCPE単位を取得した場合の費用
取得方法 | CPE単位数 | 費用 |
---|---|---|
日本内部監査協会主催の講座 | 40 | ¥146,800 |
資格更新料 | – | ¥3,564 |
合計 | 40 | ¥150,364 |
これが年単位なのでお財布にやさしくないですよね…
しかし、めげずにCPE報告のマニュアルを読み込むと、CPE単位を無料で取得できる方法が判明。
この記事では下記についてご紹介します。
ぜひ最後までお読みください!
※この記事でご紹介している講座受講料やその他の料金は、記事執筆時の各公式サイトの価格です。
CIA(公認内部監査人)がCPE維持費用を無料にする方法4選
取得方法 | CPE単位計算 |
---|---|
日本内部監査協会の 無料研修プログラム | 10分=0.2CPE |
社内研修会 | 10分=0.2CPE |
会計・監査関連資格取得 | 1資格=10CPE |
社内研修の講師 | ⑴研修時間:50分毎に1CPE ⑵準備時間(研修時間×3):50分毎に1CPE |
1. 日本内部監査協会の無料の研修プログラム
取得方法 | 日本内部監査協会の無料研修プログラム |
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CPE単位計算 | 10分=0.2CPE |
証拠資料の例 | ⑴終了(参加)証明書 ⑵受講時間がわかる資料 |
日本内部監査協会ではCPE単位が取得できる無料の研修プログラムを開講しています。
しかし、頻度が低いのが難点。
運が良ければ開催していますので、「教育研修」のページを定期的にチェックしてみてください。
2. 社内の研修会へ参加
取得方法 | 社内研修会 |
---|---|
CPE単位計算 | 10分=0.2CPE |
証拠資料の例 | ・終了(参加)証明書 ・受講時間がわかる資料 |
IIAが公表している「継続教育制度方針IIA認定資格更新の諸要件」の中では、内部監査業務に役立つ内容であれば社内研修でもCPE単位としてカウントできる旨の記載があります。
例えばCIAのシラバスを踏まえると
などの研修内容が挙げられそうです。
これなら社内の教育研修で開催していそうですね。
しかし、CPE監査対象となった際には下記例のような研修内容を証明する証憑(メール、研修案内など)が必要になるので注意しましょう。
3. 会計・監査関連専門資格の取得
取得方法 | 会計・監査関連資格取得 |
---|---|
CPE単位計算 | 1資格=10CPE |
CPE単位積算上限 | 40CPE |
証拠資料の例 | 資格取得証明書 |
会計・監査関連専門資格をCPE報告年度に取得した方は、1資格=10CPEとしてカウントすることができます。
資格の取得費用は発生しますが、CIAのCPE単位に無料で計上できますので、取得された方はご活用ください。
4. 社内研修の講師
取得方法 | 社内研修の講師 |
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CPE単位計算 | ⑴研修時間:50分毎に1CPE ⑵準備時間(研修時間×3):50分毎に1CPE※1 |
CPE単位積算上限 | 25CPE ※2 |
証拠資料の例 | ⑴講師の依頼を受けたことが分かる書類 ⑵開催概要(日時・内容など)が確認できる書類 ⑶研修時に使用した資料 |
※2:初回と2回目以降それぞれに上限あり
(1)初回研修(研修時間準備時間)は25CPEまで
(2)2回目以降の研修(研修時間のみ)は5CPEまで
社内で内部監査の分野における研修の講師を行うことで、研修時間と準備時間をCPE単位とすることができるようです。
研修の内容例として
- 新入社員向けの内部統制研修
- 不正に関する研修
- 発生頻度の高い内部統制上の不備に関する研修
などがあげられます。
この取得方法の魅力は、研修時間だけでなく研修時間の3倍の時間を準備時間としてCPE単位にカウントできること。
50分の研修であれば、4CPE単位を取得できます。
計算根拠
- 研修時間:50分=1CPE
- 準備時間:研修時間50分×3=3CPE
内部監査協会の講座で4CPE相当を取得しようとすると、15,000~20,000円程度の費用が発生しますので非常にお得です。
しかし、研修を行ったことを証明する資料が他のCPE取得方法よりも多く、CPE単位の積算上限(25CPE)があるため注意が必要です。
証明に必要な書類例
- 講師の依頼を受けたことがわかる書類
- 開催概要・日時・研修内容が確認できる書類
- 研修時に使用した資料
注意点に気をつけて、上手に活用しましょう!
CIA(公認内部監査人)のCPE維持費用は無料で賢く取得しよう
ご紹介したようにCIAのCPE単位は無料で取得できます。
取得方法 | CPE単位計算 |
---|---|
日本内部監査協会の 無料研修プログラム | 10分=0.2CPE |
社内研修会 | 10分=0.2CPE |
会計・監査関連資格取得 | 1資格=10CPE |
社内研修の講師 | ⑴研修時間:50分毎に1CPE ⑵準備時間(研修時間×3):50分毎に1CPE |
社内研修会と社内研修の講師は、取得しやすく単位数も多くゲットできるのでおすすめです。
外部講座の受講だけでは、非常にお金がかかるCIAのCPE単位取得。
無料で単位を取得し、お得に資格を継続保有しましょう!
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