こんな悩みを抱えていませんか?
あなたの気持ち、よくわかります。
私も営業職から内部監査部門に転職し上司に言われるがままCIAの勉強を始めましたが、まわりCIAホルダーがおらず手探りの勉強でした…
運よく試験をパスできたため後輩にCIA合格ノウハウを伝える立場になり、改めて自分の合格体験を振り返り、繋がりのある知人のCIAホルダーにインタビューし下記項目を徹底リサーチしました。
結論、CIA試験は難易度が高い試験ですが、難易度が高い理由を知り正しい攻略法をおさえれば、だれでも問題なくパスできる試験です。
この記事では以下の情報について、現役CIAホルダーの私が徹底リサーチした結果からご紹介します!
この記事を最後まで読めばCIA資格取得を検討しているあなたの悩みが解消されますので、ぜひ最後まで見てみてください!
【基本情報】CIA(公認内部監査人)試験の概要と合格基準
CIA難易度は何を見たらわかるんだろう…?
CIAの難易度は下記を把握すればわかります!
わかりやすくご紹介します。
1.CIA(公認内部監査人)の試験概要
CIA試験は3Partに分かれており、すべてのPartをパスしなければ資格は認定されません。
Part | Part1 | Part2 | Part3 |
---|---|---|---|
概要 | 内部監査に 不可欠な要素 | 内部監査の実務 | 内部監査のための ビジネス知識 |
問題数/時間 | 125問/2時間30分 | 100問/2時間 | 100問/2時間 |
内容 | ・必須のガイダンス ・インターナルコントロールとリスク ・監査業務実務のためのツールと技術 | ・内部監査部門の運営管理 ・個々の監査業務の管理 ・不正リスクとコントロール | ・ガバナンス/ビジネス倫理 ・リスク・マネジメント ・組織構造とビジネスプロセス ・コミュニケーション ・経営管理/リーダーシップ原則 ・IT/事業継続・財務管理 ・グローバルビジネス環境 |
試験は全Partを一度に受ける必要はなく、ひとつのPart毎に順番にパスしていくのが定跡です。
注意しなければいけないのは、受験登録を済ませてから3年以内に全Partをパスする必要がある点。
たとえば
「Part1と2は合格したけど、どうしてもPart3だけパスできずに3年たってしまった…」
だとPart1と2の合格も取り消され、はじめから受験する必要があります…
厳しいですね。
詳細は日本内部監査協会のホームページに資料がありますので、ぜひご覧ください。
2.CIA(公認内部監査人)の試験の合格基準
CIA試験はパート別に正当数が、250~750までのポイントに換算されます。
合格ラインは、換算ポイントで600以上です。
注意が必要なのは、1問正解=10点のように、1問ごとに均等にポイントが割り振られていない点。
試験運営団体の調査結果に基づき、問題ごとにポイントが割り振られています。
※内訳は非公表
イメージとしては下記のとおりです。
※逆のパターンもあり
CIA予備校の講師は過去の講義で以下の説明をしていたそうです。
あまりにも難しすぎて正答率が著しく低い問題は、ポイントが0(割り振られていない)こともあります。
このような問題の存在を把握し、無理して解こうと時間を消費するなど振り回されないのが大切です。
【リアルな情報】CIA(公認内部監査人)試験の難易度口コミ3選
SNSで見つけたCIA試験の難易度に関する口コミをご紹介します。
口コミ1. 受験者のレベルは高いはずなのに合格率が低い
CIA試験の合格率は4割らしいが、受験者は、上場会社で内部監査業務に従事していて、上司の推薦状をもらって受験しているのに、結構厳しいように思う。
— yasu (@yakkun_o) May 26, 2012
口コミ2. 4択だけど難易度高く感じる
公認内部監査人(CIA)の資格は、一見4択で楽そうに見えて実は難易度は高い。
— フィリコク@(・ω・)ウリャ- (@cocu11orange) June 11, 2017
全体の立て付けを理解していないと、解けないつくりとなっており、100~125問を通して回答するとまぐれ当たりでの合格はほぼない試験となっている。
口コミ3. 予備校の問題や模試より本番は難しい
昨日の #CIA 試験 振り返り
— クルーズ@USCPA & CIA (@cruise_cpa) March 3, 2023
・難易度 アビMC<模試<<<追加模試<<本番
・素点で55-70程度。落ちたと確信
・3割テキストになくどう対策するのか疑問
・IT、IT統制、会社戦略(組織論、リーダー論等)財務/管理会計、ファイナンス、ビジローと満遍なく出題
・35%の戦略が15%程でその分IT統制祭り
続く↓
【ご存じですか?】数字で知るCIA(公認内部監査人)の難易度4選
CIA試験の難易度を『客観的な数値』で、わかりやすく解説します。
CIA(公認内部監査人)の難易度1. 偏差値
資格の偏差値を紹介しているサイトによると、CIA試験の偏差値は62。
他の有名な「手に職をつけられる」系の資格と比較は以下のとおりです。
相対的にCIA資格難易度のイメージができますね
CIA(公認内部監査人)の難易度2. 合格率
CIA受験者の膨大なデータを保有するアビタスの公表数値では、CIA試験の合格率は全パートを合算して10~15%です。
偏差値でご紹介したほかの資格の合格率と比較すると下記のとおりです。
資格 | 偏差値 | 合格率 |
---|---|---|
日本商工会議所簿記検定1級 | 67 | 10% |
気象予報士 | 63 | 4~5% |
CIA(公認内部監査人) | 62 | 10~15% |
日本商工会議所簿記検定2級 | 58 | 10~30% |
宅地物件取引士 | 57 | 15~17% |
偏差値60を超えてくると難易度が上がり、合格率が低くなるのが分かりますね…
CIA(公認内部監査人)の難易度3. 勉強時間
私の経験と知人のCIAホルダーたちにインタビューしたところ平均の勉強時間は約300~600時間でした。
受験者は仕事が忙しい社会人の方を想定し勉強を1日2時間と仮定すると、勉強期間は約5~10か月。
先ほどご紹介したCIA講座大手のアビタスの説明会でも、約6か月といわれました。
CIA(公認内部監査人)の難易度4. 費用
CIAは資格取得にお金がかかる試験です。
予備校のCIA講座で勉強をすると、取得までに以下の費用(参考)が発生します。
勉強方法 | CIA(公認内部監査人)講座 |
---|---|
受験費用 | ¥110,000 |
勉強費用 | ¥214,000 |
合計 | ¥324,000 |
しかし費用はかかりますが、CIA取得者の想定年収は300~1,200万円と言われており、国税庁が発表している日本の民間会社の平均年収443万円と比較すると、高給取りの印象です。
費用は高めですが、年収でリターンが期待でき、長期的にみると取得価値のある資格です。
【体験談】CIA(公認内部監査人)の試験難易度が高いと言われる理由2選
1. 試験の問題文がわかりづらい
CIA試験は日本語と英語を選択して受験できますが、日本語の場合、問題文を読み解くのが非常に難しい。
理由は以下のとおりです。
- 試験問題は英語から和訳されているため、ニュアンスが100%伝わらない
- 抽象的で難しい監査の内容を扱っている試験
たとえば以下のような具体的な日本語の問題があります
支離滅裂な日本語というほどではありませんが、問題を解く前にまず問題文の読解力が試される。この点がCIAの難易度をアップしている要因の一つです。
2. 出題範囲が広い
大事なことなので繰り返しになりますが、CIA試験は下記のとおり出題範囲が広い試験です。
この試験範囲の広さが、難易度を高めていると考えられます。
Part1 | Part2 | Part3 | |
概要 | 内部監査に 不可欠な要素 | 内部監査の実務 | 内部監査のための ビジネス知識 |
問題数/時間 | 125問/2時間30分 | 100問/2時間 | 100問/2時間 |
内容 | ・必須のガイダンス ・インターナルコントロールとリスク ・監査業務実務のためのツールと技術 | ・内部監査部門の運営管理 ・個々の監査業務の管理 ・不正リスクとコントロール | ・ガバナンス/ビジネス倫理 ・リスク・マネジメント ・組織構造とビジネスプロセス ・コミュニケーション ・経営管理/リーダーシップ原則 ・IT/事業継続・財務管理 ・グローバルビジネス環境 |
しかし一つの分野に会計士資格のような突出した知識や専門性は求められず、「広く浅く」が求められますので、きちんと勉強すればだれでもクリアできます。
【だれでもできる】高難易度のCIA(公認内部監査人)試験をパスする攻略法・勉強法
CIA試験の難易度が高い理由について、定量的・定性的の2つの視点からご紹介してきました。
このように難易度が高い理由だけズラッと並べられると「うわ…無理そう…」となりますよね…
しかし下記の確かな合格実績のある攻略法・勉強法を使えば、だれでも試験をパスできるので大丈夫です!
順に解説します。
CIA(公認内部監査人)試験をパスする攻略法・勉強法1. CIA講座で勉強
難易度が高い理由として挙げた以下の項目は予備校のCIA講座で対処可能!
CIA講座を開講している予備校で学習をすれば効率的に知識が身につき、平均6か月程度で試験をパスできます。
私のおすすめの講座はアビタス。
日本のCIA試験合格者の58%はこの講座出身で、日本で一番合格者を輩出しています。
アピタスのテキストは非常にわかりやすく、監査に不慣れな方でも、広い学習範囲をつまずかずに学習できます。
他にも以下のようなメリットがあります。
詳しくは下記の記事でアビタスの魅力を徹底解説していますので、ぜひ見てみてください!
CIA(公認内部監査人)試験をパスする攻略法・勉強法2. 独学
ご紹介したようにCIA講座は効率的に勉強するのに最適な方法ですが、費用20万円以上かかります。
この費用の問題は、独学で解決できます。
勉強方法 | CIA講座 | 独学 |
---|---|---|
勉強費用 | ¥214,000 | ¥50,740 |
※独学の費用はCIA資格試験に独学で合格した方にリサーチした、テキスト・参考書代
一般的なCIA講座よりも15万円以上、費用を抑えられます。
問題は試験をパスできる独学の勉強法が、入手しづらいことです。
受験生が少ないし、独学を選ぶ人はその中で方法を発信している人なんて限られますよね…
しかし、私はCIAに独学で合格した方に徹底リサーチし、合格実勢のある神テキスト・勉強法をまとめました。
その合格実績のある独学 勉強方法を下記記事で解説しているので、ぜひご覧ください。
CIA(公認内部監査人)試験をパスする攻略法・勉強法3. 問題を英語表記
「問題文が分かりづらい」点は、受験時に問題文を英語表記に変えて対処しましょう。
私が受験時にこのテクニックを使ったところ、ニュアンスが分かりづらかった日本語よりもオリジナルの英文のほうが理解しやすかった問題が10問以上ありました。
英語がある程度読めるのが前提ですが、試して損はないのでぜひトライしてみてください。
本番の言語切り替えの操作方法は、テストセンターの方がわかりやすく教えてくれますので安心してください。
【資格取得のメリット】CIA(公認内部監査人)資格は取得したほうがいい理由4選
CIA試験を攻略する方法がわかっても資格を取得するメリットがわからないと、モチベーションがあがりませんよね…
私はいやいや勉強していたので「勉強のモチベーション維持のため、はじめに把握しておきたかった…」と後悔しています。
取得したときのメリットを把握すると、勉強のモチベーションが維持し合格する確率が高まりますので、以下のメリットを把握して勉強してください。
1. 監査の仕事のしやすさがアップ
CIA資格を取得すると、関係者が敬意を払ってくれるようになり内部監査の仕事がしやすくなります。
取得する過程で得た知識と資格の権威性は、役職が高い方が仕事の相手となる監査業務において、相手も敬意を払ってくれるようになるからです。
私は30代ですが、監査の仕事で相手していただくのは部長などベテランの方々。
ペーペーの若造が監査であれこれいうのは気に食わないはずですが、CIA勉強で得た知識で理論立てて話せばきちんと納得してもらえます。
CIA資格の権威性もバカにできない効果があり、虎の威を借りています(笑)
よく「監査の仕事は嫌われる」と聞きますが、その理由のひとつとして、先ほども述べたように
「監査上の不備や指摘判断を主観で行う」
があります。
監査業務は非常に抽象度が高く、地に足付いた意見を言えるようになるには監査や会計知識が必要ですからね。
CIA資格を取得すれば自然と知識がつき、現場の方も
「あいつは理論立てて話せるし、きちんと聞こう」
と思ってくれます。
なにより現場からそれほど嫌われないのが、非常にうれしいです(笑)。
2.社会的背景による需要増の流れ
CIA資格は以下の社会的背景により、需要が増加しています。
需要増加の一因となっている企業の不祥事の件数は、2014年から3倍以上に増加しています。
これらの理由により、上場会社では重大な不正や不備が発生しないよう「転ばぬ先の杖」として監査知識の豊富なCIAを求めています。
下記の記事でCIA資格の需要増の背景について詳しく解説していますので、ぜひ見てみてください。
3.年収と評価のアップ
CIA資格を取得すると会社から評価され、年収アップにつながります。
日本内部監査協会のホームページに掲載されている求人情報をリサーチしたところ、CIA取得者の想定年収は300~1,200万円でした。
※調査日:2023年7月26日
※求人情報のうちCIA資格が歓迎要件に含まれている求人情報の想定年収
国税庁が発表している「令和3年分民間給与実態統計調査」によると、日本の民間会社の平均年収は443万円。
ポジションや実務経験によって年収の変動はありますが、キャリアを積むと日本の民間会社に勤務しているサラリーマンの平均年収を大幅に上回ります。
取得にお金はかかりますが、長い目で見れば非常にコスパのよい資格ですね。
4.転職市場で非常に有利
転職エージェントの方に話を聞いたところ「CIA資格は転職市場で、非常に有利な資格。手に職をつけるのにおすすめ」と言っていました。
CIA資格の希少性の高さが、この理由の一つです。
日本のCIA取得者数は公表数値で10,081名(2020年)となっており非常に希少性が高い資格。
上述のとおり社会的背景により上場企業におけるCIA資格取得者の需要は年々高まっていますが、需要に比べて資格保持者はまだ少ないのが現状です。
日本内部監査協会の求人情報でも、半分以上の求人で「CIA歓迎資格」の中に記載されており、企業からのラブコールが止まない状態が続いています。
いつでも転職できるのは非常に安心感がありメンタルが安定します(笑)
CIA(公認内部監査人)資格試験の全体像の把握におすすめガイドブック2選
CIA資格、ゲットしたくなってきた!
そんなあなたにピッタリのCIA資格・試験がパット把握できるガイドブックがあります。
CIA試験運営団体のIIAはCIA受験者向けにシラバスを公表していますが、正直、量が多く文字ばかりで理解に時間がかかります…
ご紹介するガイドブックはパパっと「ビジュアルで理解」できますので、ぜひチェックしてみてください!
順にわかりやすく解説します。
CIA(公認内部監査人)資格試験独学者におすすめのガイドブック1.CIA(公認内部監査人)合格へのパスポート(第2版)
こうやって独学で合格した知人は、
「CIA合格へのパスポート」で試験の全体像を把握しました
テキスト名 | CIA(公認内部監査人)合格へのパスポート 〔第2版〕 |
---|---|
価格 | ¥1,320 |
出版 | 税務経理協会 |
「CIA(公認内部監査人)合格へのパスポート」はCIA試験のガイドブック的存在。
独学者が以下の試験のポイントを効率的に把握できるテキストです。
あなたも見たことがあるかもしれませんが、CIA試験のシラバスって文字ばかりでわかりづらいですよね・・・
もっと見やすいビジュアルなら理解しやすいのに・・・
その点「CIA(公認内部監査人)合格へのパスポート」はポイントを把握するのに超優秀。
周囲にCIA試験経験者がいないあなたは、独学を始めるまえにこのテキストで試験のポイントを把握して合格へのロードマップ描いてから学習しましょう。
CIA(公認内部監査人)資格試験独学者におすすめのガイドブック2.CIA(公認内部監査人)とは何か
【コスパ最高】全Part一発合格の著者がCIA試験の全体像を丁寧に解説
📕『CIA(公認内部監査人)とは何か~試験概要と勉強方法について~』📕
— かっぱ@CIA(公認内部監査人) (@GonAichan) May 3, 2024
CIA試験のガイドブックとして、必要な情報がコンパクトにまとまっていて良書でした☺️
AmazonのKindle Unlimited対象作品なのもめっちゃいい👍https://t.co/hYs6KuiZo2
テキスト名 | CIA(公認内部監査人)とは何か |
---|---|
価格 | 107円 ※Kindle Unlimited対象 |
出版 | CIA研究所 |
『CIA(公認内部監査人)とは何か』はCIA試験全Part一発合格した内部監査歴4年以上の著者が、試験の全体像を丁寧に解説している本。
以下の内容が端的にわかりやすくまとめられている、CIA試験概要を短時間で把握したいあなたのバイブルです。
知りたい情報がピッタリまとまっていていいね!
しかも『CIA(公認内部監査人)とは何か』はAmazonの読み放題サブスク『Kindle Unlimited』の対象作品。
Kindle Unlimitedは今なら「初めてご利用の方は30日間の無料体験」キャンペーンを行っているので、お得に読めます。
自動更新しなければ無料で読めちゃうね!
CIA試験の全体像の把握にコスパ・タイパ最高の『CIA(公認内部監査人)とは何か』の気になる中身は、下のリンクからぜひチェックしてみてください。
CIA(公認内部監査人)は難易度が高い理由と攻略法が分かればだれでもパスできる!
この記事を読んでCIAの難易度が高いと言われている理由を理解し、攻略法を把握したあなたに怖いものはありません!
私はCIA講座で効率的に勉強し合格しましたが、費用面が気になる方は、独学でも十分に合格できます。
下記記事で合格実績のある独学勉強法とおすすめのCIA講座を徹底解説していますのでぜひご覧ください!
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