こんな悩みを抱えていませんか?
あなたの気持ち、よくわかります。
私も営業職から内部監査部門に転職し上司に言われるがままCIAの勉強を始めましたが、まわりCIAホルダーがおらず手探りの勉強でした…
運よく試験をパスできたため、後輩にCIA合格ノウハウを伝える立場になりました。
そのためCIA資格の難易度について、改めて自分の合格体験を振り返り、繋がりのある知人のCIAホルダーにインタビューし下記項目を徹底リサーチしました。
結論、CIA試験は難易度が高い試験ですが、難易度が高い理由を知り正しい攻略法をおさえれば、問題なくパスできる試験です。
この記事では以下の情報について、現役CIAホルダーの私が徹底リサーチした結果からご紹介します!
この記事を最後まで読めばCIA資格取得を検討しているあなたの悩みが解消されますので、ぜひ最後まで見てみてください!
※この記事でご紹介している試験情や講座受講料、その他の料金は、記事執筆時の各公式サイトの価格です。
【リアルな情報】CIA(公認内部監査人)試験の難易度口コミ3選
SNSで見つけたCIA試験の難易度に関する口コミをご紹介します。
口コミ1. 受験者のレベルは高いはずなのに合格率が低い
CIA試験の合格率は4割らしいが、受験者は、上場会社で内部監査業務に従事していて、上司の推薦状をもらって受験しているのに、結構厳しいように思う。
— yasu (@yakkun_o) May 26, 2012
口コミ2. 4択だけど難易度高く感じる
公認内部監査人(CIA)の資格は、一見4択で楽そうに見えて実は難易度は高い。
— フィリコク@(・ω・)ウリャ- (@cocu11orange) June 11, 2017
全体の立て付けを理解していないと、解けないつくりとなっており、100~125問を通して回答するとまぐれ当たりでの合格はほぼない試験となっている。
口コミ3. 予備校の問題や模試より本番は難しい
昨日の #CIA 試験 振り返り
— クルーズ@USCPA & CIA (@cruise_cpa) March 3, 2023
・難易度 アビMC<模試<<<追加模試<<本番
・素点で55-70程度。落ちたと確信
・3割テキストになくどう対策するのか疑問
・IT、IT統制、会社戦略(組織論、リーダー論等)財務/管理会計、ファイナンス、ビジローと満遍なく出題
・35%の戦略が15%程でその分IT統制祭り
続く↓
【ご存じですか?】数字で知るCIA(公認内部監査人)の難易度3選
CIA試験の難易度を『客観的な数値』で、わかりやすく解説します。
CIA(公認内部監査人)の難易度1. 合格率
CIA 試験の最新 Part 別合格率は以下のとおり、試験運営団体から公表されています。
IIA親分によれば、CIA各パートの合格率は41〜50%。part1が一番低いのか。1から入って徐々に慣れていき率も上がる感じなのかhttps://t.co/ketMlCqHCM pic.twitter.com/G1GDVnuKYA
— takato_CISA勉強中 (@gXGnxO3QG710892) April 21, 2024
公表されてるんだね!
知らなかった!
実はそうなんです。
合格率を表でまとめると、以下のとおり。
Part | 合格率 |
---|---|
Part 1 | 41% |
Part 2 | 44% |
Part 3 | 50% |
全Part ストレート合格 | 9% |
各 Part の合格率から計算すると、ストレート合格率は9%です。
(Part1:41%×Part2:44%×Part3:50% = 9%)
結構低いね…
そうなんです。
CIA試験予備校が紹介している「合格体験記」では、「全partストレート合格」した方の紹介が目立ちますが、CIA試験においてストレート合格者はほんの一部だと思われます。
その証拠に、私の知人にCIAホルダーが5人いますが、全員が1~3回は不合格を経験しています。
日本内部監査協会主催の研修会に参加したとき、CIAホルダー・受験生に話を伺いましたが、ストレート合格の方は珍しく、体感で「10人に1人」の印象です。
不合格を経験するのが普通、
って考えると少し楽になるね(笑)
CIA(公認内部監査人)の難易度2. 勉強時間
CIA取得に必要な勉強時間の目安は、私やCIAを取得した方のリアル体験談を統計すると300~600時間。
最低でも300時間の勉強が必要な資格です。
1日3時間勉強すると、
合格までに3~6ヵ月程度かかる計算だね!
しかし各Partで不合格になると一定期間は再受験できなくなるペナルティがあります。
その分勉強期間が延びるため、6~12か月ほどの勉強期間を予定するのがおすすめです。
CIA(公認内部監査人)の難易度3. 費用
CIA は資格取得にお金がかかり、費用捻出の面でもハードルが高い資格試験です
予備校のCIA 講座で勉強をすると、CIA資格取得に約30万円かかります。
勉強方法 | CIA(公認内部監査人)講座 |
---|---|
受験費用 | ¥110,000 |
勉強費用 | ¥214,000 |
合計 | ¥324,000 |
※受験費用はストレート合格と仮定
お金のかかる試験だね…
そうなんです。
しかし費用はかかりますが、CIA取得者の想定年収は300~1,200万円と言われており、国税庁が発表している日本の民間会社の平均年収443万円と比較すると、高給取りの印象です。
費用は高めですが、年収でリターンが期待でき、長期的にみると取得価値のある資格です。
【体験談】CIA(公認内部監査人)の試験難易度が高いと言われる理由2選
1. 試験の問題文がわかりづらい
CIA試験は日本語と英語を選択して受験できますが、日本語の場合、問題文を読み解くのが非常に難しい(個人の感想です)。
以下の理由が考えられます。
支離滅裂な日本語というほどではありませんが、問題を解く前にまず問題文の読解力が試される。この点がCIAの難易度をアップしている要因の一つと考えられます。
2. 出題範囲が広い
大事なことなので繰り返しになりますが、CIA試験は下記のとおり出題範囲が広い試験です。
この試験範囲の広さが、難易度を高めていると考えられます。
Part1 | Part2 | Part3 | |
概要 | 内部監査に 不可欠な要素 | 内部監査の実務 | 内部監査のための ビジネス知識 |
問題数/時間 | 125問/2時間30分 | 100問/2時間 | 100問/2時間 |
内容 | ・必須のガイダンス ・インターナルコントロールとリスク ・監査業務実務のためのツールと技術 | ・内部監査部門の運営管理 ・個々の監査業務の管理 ・不正リスクとコントロール | ・ガバナンス/ビジネス倫理 ・リスク・マネジメント ・組織構造とビジネスプロセス ・コミュニケーション ・経営管理/リーダーシップ原則 ・IT/事業継続・財務管理 ・グローバルビジネス環境 |
しかし一つの分野に会計士資格のような突出した知識や専門性は求められず、「広く浅く」が求められますので、きちんと勉強すればクリアできます。
【だれでもできる】高難易度のCIA(公認内部監査人)試験をパスする攻略法・勉強法
CIA試験の難易度が高い理由について、定量的・定性的の2つの視点からご紹介してきました。
このように難易度が高い理由だけズラッと並べられると「うわ…無理そう…」となりますよね…
しかし下記の確かな合格実績のある攻略法・勉強法を使えば、だれでも試験をパスできる確率がアップするので大丈夫です!
順に解説します。
CIA(公認内部監査人)試験をパスする攻略法・勉強法1. CIA講座で勉強
難易度が高い理由として挙げた以下の項目は予備校のCIA講座で対処可能!
CIA講座を開講している予備校で学習をすれば効率的に知識が身につき試験をパスできます。
私のおすすめの講座はアビタス。
日本のCIA試験合格者の58%はこの講座出身で、日本で一番合格者を輩出しています。
アピタスのテキストは非常にわかりやすく、監査に不慣れな方でも、広い学習範囲をつまずかずに学習できます。
他にも以下のようなメリットがあります。
詳しくは下記の記事でアビタスの魅力を徹底解説していますので、ぜひ見てみてください!
CIA(公認内部監査人)試験をパスする攻略法・勉強法2. 独学
ご紹介したようにCIA講座は効率的に勉強するのに最適な方法ですが、費用20万円以上かかります。
この費用の問題は、独学で解決できます。
勉強方法 | CIA講座 | 独学 |
---|---|---|
勉強費用 | ¥214,000 | ¥50,740 |
※独学の費用はCIA資格試験に独学で合格した方にリサーチした、テキスト・参考書代
一般的なCIA講座よりも15万円以上、費用を抑えられます。
問題は試験をパスできる独学の勉強法が、入手しづらいことです。
受験生が少ないし、独学を選ぶ人はその中で方法を発信している人なんて限られますよね…
しかし、私はCIAに独学で合格した方に徹底リサーチし、合格実勢のある神テキスト・勉強法をまとめました。
その合格実績のある独学 勉強方法を下記記事で解説しているので、ぜひご覧ください。
CIA(公認内部監査人)試験をパスする攻略法・勉強法3. 「不合格」の落とし穴を知る
CIA(公認内部監査人)試験は、受験生がハマって不合格になりやすい3つの落とし穴があります…
私もCIA(公認内部監査人)試験を受験しましたが、Part2で不合格。
受験料、数万円が泡のように消えました…
後で原因を振り返ると、以下の落とし穴があったのだと気づきました。
下の記事で詳しく解説しているので、
あなたも落とし穴にハマらないようにぜひ見てください!
【資格取得のメリット】CIA(公認内部監査人)資格は取得したほうがいい理由4選
CIA試験を攻略する方法がわかっても資格を取得するメリットがわからないと、モチベーションがあがりませんよね…
私はいやいや勉強していたので「勉強のモチベーション維持のため、はじめに把握しておきたかった…」と後悔しています。
取得したときのメリットを把握すると、勉強のモチベーションが維持し合格する確率が高まりますので、以下のメリットを把握して勉強してください。
1. 希少性が高い資格
CIA資格は非常に希少性が高く、その意味で需要が高い資格です。
令和2年国勢調査の結果によると、内部監査職に就業しているのは1,057,330人ですが、CIA取得者の数はおよそ1万人です。
CIA取得者は、
全内部監査人のなかで約1%しかいないんだね!
そうなんです。
非常に希少価値が高く、内部監査の専門性を証明できるCIA(公認内部監査人)は需要が高い資格です。
2.監査の仕事のしやすさがアップ
CIA資格を取得すると、内部監査の仕事がしやすくなります。
取得する過程で得た知識と資格の権威性は、役職が高い方が仕事の相手となる監査業務において、相手も敬意を払ってくれるようになるからです。
私は30代ですが、監査の仕事で相手していただくのは部長クラスのベテランの方々。
ペーペーの若造が監査であれこれいうのは気に食わないはずですが、CIA勉強で得た知識で理論立てて話せばきちんと納得してもらえます。
CIA資格の権威性もバカにできない効果があり、虎の威を借りています。
3.社会的背景による需要増の流れ
CIA資格は以下の社会的背景により、需要が増加しています。
需要増加の一因となっている企業の不祥事の件数は、2014年から3倍以上に増加しています。
これらの理由により、上場会社では重大な不正や不備が発生しないよう「転ばぬ先の杖」として監査知識の豊富なCIAを求めてるようです。
下記の記事でCIA資格の需要増の背景について詳しく解説していますので、ぜひ見てみてください。
4.年収がアップ
CIA資格を取得すると会社から評価され、年収アップにつながります。
内部監査人の求人情報をリサーチしたところ、CIA取得者の想定年収は300~1,200万円でした。
※調査日:2023年7月26日
※求人情報のうちCIA資格が歓迎要件に含まれている求人情報の想定年収
国税庁が発表している「令和3年分民間給与実態統計調査」によると、日本の民間会社の平均年収は443万円。
ポジションや実務経験によって年収の変動はありますが、キャリアを積むと日本の民間会社に勤務しているサラリーマンの平均年収を大幅に上回ります。
取得にお金はかかりますが、長い目で見れば非常にコスパのよい資格ですね。
CIA(公認内部監査人)資格試験の全体像の把握におすすめガイドブック2選
CIA資格、ゲットしたくなってきた!
そんなあなたにピッタリのCIA資格・試験がパット把握できるガイドブックがあります。
CIA試験運営団体のIIAはCIA受験者向けにシラバスを公表していますが、正直、量が多く文字ばかりで理解に時間がかかります…
ご紹介するガイドブックは情報がコンパクトにまとまっており、パパっと理解できるので、ぜひチェックしてみてください!
順にわかりやすく解説します。
CIA(公認内部監査人)資格試験独学者におすすめのガイドブック1.CIA(公認内部監査人)合格へのパスポート(第2版)
こうやって独学で合格した知人は、
「CIA合格へのパスポート」で試験の全体像を把握しました
テキスト名 | CIA(公認内部監査人)合格へのパスポート 〔第2版〕 |
---|---|
参考価格 | ¥1,320 |
出版 | 税務経理協会 |
「CIA(公認内部監査人)合格へのパスポート」はCIA試験のガイドブック的存在。
独学者が以下の試験のポイントを効率的に把握できるテキストです。
あなたも見たことがあるかもしれませんが、CIA試験のシラバスって文字ばかりでわかりづらいですよね・・・
もっと見やすいビジュアルなら理解しやすいのに・・・
その点「CIA(公認内部監査人)合格へのパスポート」はポイントを把握するのに超優秀。
周囲にCIA試験経験者がいないあなたは、独学を始めるまえにこのテキストで試験のポイントを把握して合格へのロードマップ描いてから学習しましょう。
CIA(公認内部監査人)資格試験独学者におすすめのガイドブック2.CIA(公認内部監査人)とは何か
【コスパ最高】
CIA合格者の著者がCIA試験の全体像を丁寧に解説
テキスト名 | CIA(公認内部監査人)とは何か |
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参考価格 | 107円 ※Kindle Unlimited対象 (2024年5月末時点) |
出版 | CIA研究所 |
『CIA(公認内部監査人)とは何か』はCIA(公認内部監査人)試験合格者の著者が、試験の全体像を丁寧に解説している本。
以下の内容が端的にわかりやすくまとめられている、CIA試験概要を短時間で把握したいあなたのバイブルです。
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しかも『CIA(公認内部監査人)とは何か』は Amazon の読み放題サブスク『Kindle Unlimited』の対象作品となっているため、会員であればお得に読めます。
CIA試験の全体像の把握にコスパ・タイパ最高の『CIA(公認内部監査人)とは何か』を下のリンクからぜひチェックしてみてください。
CIA(公認内部監査人)は難易度が高い理由と攻略法が分かればパスできる!
この記事を読んでCIAの難易度が高いと言われている理由を理解し、攻略法を把握したあなたに怖いものはありません!
私はCIA講座で効率的に勉強し合格しましたが、費用面が気になる方は、独学でも十分に合格できます。
下記記事で合格実績のある独学勉強法とおすすめのCIA講座を徹底解説していますのでぜひご覧ください!
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